講師紹介

Living English / 英語に生きる

若き日の真崎館長

## 英語教師としての歩み
 私は真崎良幸と申します。福岡県飯塚市に生まれ、多くの日本人と同じく中学1年生から英語の学習を始めました。当時の私にとって英語は全く新しい未知の教科であり、またたく間にその魅力に引き込まれました。海外の方と文通を始めたことも、今では良き思い出です。
 その後、地元の名門・嘉穂高校に進学しました。高校では英会話部に所属し、日常会話の習得やシェイクスピア劇の上演に明け暮れる、充実した日々を過ごしました。高校1年生の時には『ヴェニスの商人』でシャイロック役を、2年生の時には『リア王』で主役のリア王を演じました。また、2年生の時の英語実力試験では全校2位となり、成績が廊下に掲示されたこともあります。通知表の英語の評価は、3年間一貫して「5」でした。
 こうして英語に捧げた高校時代を終え、私は東京の上智大学英文学科へと進みました。大学でもシェイクスピア劇に情熱を注ぎ、多くの外国人教授による英語の講義を受け、志を同じくする友人たちと語り合う。そんな理想的な学生生活を送ることができました。
 大学卒業後、英語教師を志して福岡へ戻り、県立高校の教員採用試験に合格しました。しかし、同時期に私立福岡大学附属大濠高校の校長先生から、ぜひ教諭として採用したいという旨の手紙をいただいたのです。面接に伺った末、私は大濠高校に勤務することを決めました。
 もっとも、当時の私には「いつか福岡県で最高峰の高校で教鞭を執りたい」という目標がありました。そのため、4年間の勤務を経て同校を退職し、再び県の試験に挑戦。合格後、伝習館高校に配属されました。そこでさらに4年間研鑽を積んだ後、県内屈指の進学校である久留米大学附設高校に教諭として迎えられました。
 当初、大学教授になることは考えてもみませんでしたが、附設高校での4年目が過ぎた頃、幸運にも大学講師のお話をいただきました。これを機に大学教育の道へ進むこととなり、講師、助教授を経て、最終的に教授を拝命しました。大学で英語を教えた17年間を含め、私の英語教師としての歩みは、高校時代と合わせて計29年に及びます。

## 二人の「宿星」との出会い
 この29年間の教師生活の中で、私は忘れることのできない二人の非凡な教え子に出会いました。一人は中学生の一森高示くん、もう一人は小学生の渡辺めぐみさんです。
 一人目の一森くんと出会ったのは、私が久留米附設高校に採用されて3年目、中学1年生を担当した時のことでした。数回の授業を終えたある日、彼が私の元へやってきてこう言いました。
「先生、英検の指導をしてください」
 当時、私自身も英検の試験官を務めていたこともあり、「それなら放課後、毎日1時間一緒に勉強しよう」と約束しました。それから週6日、二人三脚で過去問に取り組みました。彼は年に2回(当時)ある試験を毎回受験し、中学2年生で早くも2級に合格しました。私が直接指導したのはこの2年間でしたが、その後も彼は自走を続け、高校2年生でついに1級合格を果たしました。そして、彼はその後、東京大学へと現役合格していきました。
 二人目の「宿星」は、小学2年生の渡辺めぐみさんです。出会った当時、彼女はすでに5級と4級を合格しており、3級合格を目指していました。お母様の教育のもと、幼少期から英語に親しんできた、まさに天才少女でした。彼女は次回の試験で見事3級に合格すると、その後も準2級、2級と順調にステップアップし、小学5年生という若さで準1級に合格しました。私の指導はそこまででしたが、彼女もまた自らの力で学習を続け、高校2年生の時に英検1級に合格しました。
 英語教師として歩む中で、このような稀有な才能を持つ教え子たちと出会い、その成長を間近で見守ることができたことに、心から感謝しています。

## 英語殿堂再スタートへ!
 この度、一森くんと渡辺さんの二人を講師に迎え、英語殿堂を再開します。
 また、糸島聖書集会・牧師の木村先生を特別講師としてお招きし、私たちの日常の生活から世界のさまざまな問題まで、多方面からご教示いただきたいと思います。

渡辺めぐみ先生

英検合格履歴

  • 1級  2023年度 第2回 2023年11月(高2)
        二次試験成績 850/850  (CEFR C1)
  • 準1級 2017年度 第3回 2018年2月(小5)
  • 2級  2015年度 第1回 2015年7月(小3)
  • 準2級 2014年度 第3回 2015年2月(小2)
  • 3級  2014年度 第2回 2014年11月(小2)

児童英検合格履歴

  • ゴールド(GOLD)    2013年1月 (6歳)
  • シルバー(SILVER)   2012年1月 (5歳)
  • ブロンズ(BRONZE)   2011年8月 (4歳)

一森高示先生 / Takashi Ichimori, Ph.D

略歴

  • 半導体エンジニア / 画像処理システム開発者
  • 半導体メーカーに18年間勤務後、独立
  • 東京大学大学院工学系研究科・博士課程修了
  • 東京大学工学部卒業
  • 久留米大学附設中学校・高等学校卒業

プロフィール

中学時代に英語殿堂の館長・真崎先生の指導を受け、中学2年で英検2級、高校2年で英検1級に合格。
東京大学工学部 → 東京大学大学院博士課程へ進学し、社会人としては、半導体・画像処理・AI・組込みシステムなどの分野で研究・開発に従事。

・多数の国際特許および論文発表
・20,000台以上が世界で稼働する画像処理システムの開発
・欧州・アジア企業との共同プロジェクト
など、英語を使った国際的な技術開発を長年リード。
技術文書・会議・交渉など、多方面の仕事を英語で行ってきた実務家として、英語での意思疎通を重視した指導を行う。

英検合格履歴

  • 1級 1985年度 第2回 (高2)
  • 2級 1982年度 第2回 (中2)
  • 3級 1982年度 第1回 (中2)
  • 4級 1981年度 第2回 (中1)

 私が中学に入学し英語を学び始めたとき、最初に教わった先生が真崎先生(館長)でした。当時、リスニングや会話に重点を置いた指導は珍しく、先生の勧めもあり英検の勉強をするようになりました。真崎先生から指導を受けられたのは大変幸運なことであり、今でも深く感謝しています。
 さて、大学卒業後はエンジニアとして活動していますが、全ての技術文書は英文で提供されるし、国外とのやり取りは英語が使われるため、今後も英語の重要性が変わることはありません。
 昨年、中国の高校生に日本語の指導をする機会がありました。私は中国語で説明することができないため、英語で日本語のレッスンを行いましたが、彼らはよく理解してくれて、また彼らの英語力も高く、驚いたものでした。皆さんも英検などの実用的な英語学習を通じて、ぜひ総合的な英語力を磨いていって下さい。将来、必ず役に立ちます。

特別講師 木村公一先生(牧師、神学博士)

筆者紹介
東京 月島生れ (1947年)、 福岡県糸島市在住、妻、4人の子ども、5人の孫
・東京神学大学(修士) 西南学院大学神学専攻科
・United Theological College (India)
・Overseas Ministries Study Center (USA)
・Asian Baptist Graduate Theological Seminary (神学博士)

経歴
・牧師、 インドネシア・バプテスト神学大学 (1986-1997) 神学教授
・アブディエル神学大学 (1997-2002) 教授
・MacAfee Graduate Theological School (2007年前期・米国アトランタ)客員教授
・西南学院大学、 福岡大学、福岡女学院大学などで非常勤講師。

現職
・糸島聖書集会・牧師、 日韓反核平和連帯・共同代表
・糸島デモクラシー塾主管

著書
・「インドネシア教会の宣教と神学」 新教出版社 2004
・ 『人間の盾』 新教出版社2003
・Momoye: Mereka Memanggilku (Esensi 2006, インドネシア語)
  Eka Hindraとの共著〔モモエ、彼らは私をそう呼んだ」 (2023年に韓国 語訳が出版)
・『原発はもう手放しましょう」(野中宏樹氏との共著) いのちのことば社 2015年
・「非暴力による平和創造: ウクライナ侵攻と日本国憲法』 いのちのことば社 2023 2025年に韓国語訳が出版)
・その他、諸論文